失敗にも程がある! 12/3/05(土)
2005年 12月 04日
昨日、両親と家に戻り、時差ぼけの2人をBedroomに追いやって、ふと訪れた一人の時間・・・(子供を寝かしつけたあとの親ってこういう気分なのかな?)
パソコンに向かおうかとも思ったのですが、旅行前、冷蔵庫の掃除をしなくてはと思い、一番の危険人物、牛乳君をやっつけることにしました。
たくさん牛乳を使えるものないかな?と思い決定したのがpupu嬢のシンプルプリン。
牛乳、卵、砂糖だけで出来ちゃいます。
最近、キャラメルケーキ作ってるしぃ~、タタンジャムだって作っちゃってるしぃ~、キャラメルはまかして!なんて思っていたわけではなかったのですが、カラメルを作っている途中、あと一歩というところで、なぜか目を離した私。そして漂う焦げ臭いにおい。
一瞬でまっくろくろすけのカラメルちゃん。あぁ。が、そこであきらめず、いやいや、これだって、十分カラメルだぜぃと言い聞かせ、器にたらして行きました。あっという間にかたまるカラメル、こんなんでいいのか?いやいけないだろう。
器の底の真っ黒い固まりは見ないようにして、牛乳に砂糖を溶かし卵液を作ります。
ちゃんと漉したし、うん、うん、いい感じ。ま、カラメルの失敗を挽回したわね。苦ければ、カラメルは口に入れなきゃいいんだしと無理やりポジティブシンキング。
卵液を黒い固まりの上に流してオーブンヘ。
一つ余った器のカラメルをはずして(いとも簡単にパリッとはずれました、そんな状態)なめてみると、にがぁ~い。これがもともと砂糖だったなんて!これだめだ、あぁ、完全に失敗だ。上だけすくって食べるしかないなぁと思いつつ、使った用具の洗い物。
・・・ん?なんだ?この鍋?ガリガリしちゃって。私テフロンとっちゃったのかしら?
スポンジで鍋の底をこするとやたらとしっかり手ごたえがあります。なにこれ・・・・あぁ・・・っ!これはっ!
横着して鍋をゆするだけで砂糖を溶かしたつもりだったのですが、とんでもない!砂糖はなべ底にこびりついていただけでした!
・・・ということは、このオーブンの中に入っているものは、とてつもなく苦い焦がしたカラメルと甘みのない卵牛乳。
これをプリンと呼べるはずもない!牛乳消費のためにレシピを割り増しして作ったのに!せっかく卵4つも使ったのに!オーガニックでけっこう高かったのに!
1人キッチンで肩を落とす私。上で眠る両親に食後に出そうと思っていたのに。
うぅ、このままで終っていいのか。
さっそくリベンジです。
余った卵はあと2つだけ。牛乳をその量にあわせて減らして、今度はカラメルからも目を離さず、砂糖を溶かすときもちゃんとヘラを使います(当たり前のことをしただけって話ですね)。
4つ分にしかなりませんでしたが、これなら文句ないだろう(誰が?)。
オーブンがピーッピーッとなるのを待って(私はこの音が大嫌い、出来る限り速やかに消えてもらうためどこにいても走って止めに行く)できそこないの大失敗作をオーブンから出します。
そして、そのままごみばこ行きかとおもいきや、何を思ったか、私、小さじ1/2くらいの砂糖をプリン液に加えて竹ぐしでちまちまかき回して溶かしていくではありませんか!
卵液がぜんぜん固まっていなかったので、そんな技を思いついちゃったのです。
ここまできたら、怖いものなしです。成功作(多分)と失敗作を再びオーブンへ。
なかなかかたまらず、不安でしたがようやくプルプルしてきたので火を止め、そのままデッキの上で冷まし→冷やしました。天然冷蔵庫。
夕飯後、「あら、デザートは?」の母の声に(彼女はカラメルの甘いにおいで起きたらしい)おそるおそる、デッキから冷えひえになったプリンを持って来て、サーブしました。
私は失敗作をこわごわ口に。
あら?以外?食べられるじゃないですか?
カラメルも固まりはひどい味だったものの、いい具合の甘苦さになっていて、全然問題ありません。プリン自体もあんなひどい仕打ちを受けたにもかかわらず、何事もなかったかのような、いい甘さ、いい固さ。The プリンでした。
それにしても、あたし・・・。
*おまけ*
本日から我が家にお目見えしたクリスマスツリー。
外から撮ってみました。
私のいない間にセットアップ&飾りつけDone。
中で
は木のいい香り。
パソコンに向かおうかとも思ったのですが、旅行前、冷蔵庫の掃除をしなくてはと思い、一番の危険人物、牛乳君をやっつけることにしました。
たくさん牛乳を使えるものないかな?と思い決定したのがpupu嬢のシンプルプリン。
牛乳、卵、砂糖だけで出来ちゃいます。
最近、キャラメルケーキ作ってるしぃ~、タタンジャムだって作っちゃってるしぃ~、キャラメルはまかして!なんて思っていたわけではなかったのですが、カラメルを作っている途中、あと一歩というところで、なぜか目を離した私。そして漂う焦げ臭いにおい。
一瞬でまっくろくろすけのカラメルちゃん。あぁ。が、そこであきらめず、いやいや、これだって、十分カラメルだぜぃと言い聞かせ、器にたらして行きました。あっという間にかたまるカラメル、こんなんでいいのか?いやいけないだろう。
器の底の真っ黒い固まりは見ないようにして、牛乳に砂糖を溶かし卵液を作ります。
ちゃんと漉したし、うん、うん、いい感じ。ま、カラメルの失敗を挽回したわね。苦ければ、カラメルは口に入れなきゃいいんだしと無理やりポジティブシンキング。
卵液を黒い固まりの上に流してオーブンヘ。
一つ余った器のカラメルをはずして(いとも簡単にパリッとはずれました、そんな状態)なめてみると、にがぁ~い。これがもともと砂糖だったなんて!これだめだ、あぁ、完全に失敗だ。上だけすくって食べるしかないなぁと思いつつ、使った用具の洗い物。
・・・ん?なんだ?この鍋?ガリガリしちゃって。私テフロンとっちゃったのかしら?
スポンジで鍋の底をこするとやたらとしっかり手ごたえがあります。なにこれ・・・・あぁ・・・っ!これはっ!
横着して鍋をゆするだけで砂糖を溶かしたつもりだったのですが、とんでもない!砂糖はなべ底にこびりついていただけでした!
・・・ということは、このオーブンの中に入っているものは、とてつもなく苦い焦がしたカラメルと甘みのない卵牛乳。
これをプリンと呼べるはずもない!牛乳消費のためにレシピを割り増しして作ったのに!せっかく卵4つも使ったのに!オーガニックでけっこう高かったのに!
1人キッチンで肩を落とす私。上で眠る両親に食後に出そうと思っていたのに。
うぅ、このままで終っていいのか。
さっそくリベンジです。
余った卵はあと2つだけ。牛乳をその量にあわせて減らして、今度はカラメルからも目を離さず、砂糖を溶かすときもちゃんとヘラを使います(当たり前のことをしただけって話ですね)。
4つ分にしかなりませんでしたが、これなら文句ないだろう(誰が?)。
オーブンがピーッピーッとなるのを待って(私はこの音が大嫌い、出来る限り速やかに消えてもらうためどこにいても走って止めに行く)できそこないの大失敗作をオーブンから出します。
そして、そのままごみばこ行きかとおもいきや、何を思ったか、私、小さじ1/2くらいの砂糖をプリン液に加えて竹ぐしでちまちまかき回して溶かしていくではありませんか!
卵液がぜんぜん固まっていなかったので、そんな技を思いついちゃったのです。
ここまできたら、怖いものなしです。成功作(多分)と失敗作を再びオーブンへ。
なかなかかたまらず、不安でしたがようやくプルプルしてきたので火を止め、そのままデッキの上で冷まし→冷やしました。天然冷蔵庫。
夕飯後、「あら、デザートは?」の母の声に(彼女はカラメルの甘いにおいで起きたらしい)おそるおそる、デッキから冷えひえになったプリンを持って来て、サーブしました。
私は失敗作をこわごわ口に。
あら?以外?食べられるじゃないですか?
カラメルも固まりはひどい味だったものの、いい具合の甘苦さになっていて、全然問題ありません。プリン自体もあんなひどい仕打ちを受けたにもかかわらず、何事もなかったかのような、いい甘さ、いい固さ。The プリンでした。
それにしても、あたし・・・。
*おまけ*
本日から我が家にお目見えしたクリスマスツリー。
外から撮ってみました。
私のいない間にセットアップ&飾りつけDone。
中で
は木のいい香り。
by miholanta
| 2005-12-04 13:07
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